脱毛というとエステサロンやクリニックに行かなくてはできないというイメージもあります。
家庭用脱毛器のケノンは、口コミでも評判が高い脱毛器ですが、自宅で脱毛すると、どれくらいで効果が出てくるのでしょうか。
厳密に言うとケノンはフラッシュ脱毛器ですので、永久脱毛ができるわけではありません。
照射をするとフラッシュの光刺激がムダ毛の黒い部分に反応して、毛根を弱らせることができます。使ううちに少しずつ毛が生えるスピードが遅くなり、毛が細くなります。生えてきても毛が産毛のように細くなっていきますので、目立たなくなります。
一般的な脱毛サロンやクリニックの場合、発毛ペースに合わせて1〜2ヶ月に一回の照射をします。ですがケノンの場合は最短で2週間に1回の照射をすることができます。つまり、同じフラッシュ脱毛をしているサロンの半分の期間で効果を感じられるということです。
自宅で脱毛した場合、最初の1、2回は、本当に脱毛効果があるのだろうか?と半信半疑にもなります。ですが3〜5回ほど照射する頃には、毛が生えるペースが遅くなってきているのを感じられます。一部の毛は照射後に自然にポロポロ抜け落ち始めます。フラッシュ脱毛は成長期の毛にしか効果がありませんので、照射をすると全体の1/3程度が脱毛していることが分かります。
10回ほど照射をする頃には、元々毛が薄い部分ならかなり産毛に近づきます。カミソリで剃っても1週間もすれば生えてきていたはずのムダ毛が、1ヶ月くらいしてようやく生えてくる程です。毛が太く濃い部分でも20回ほど照射をすれば同じような効果を感じます。
ムダ毛が生えてこないようになれば、毛が生えてくるまで照射せずに置いておきます。
ケノンならムダ毛が気になった時に気になった部位だけ照射をすることができますので、部位によって半年〜1年くらい2週間に1回ペースで照射をしたらあとは月に1回程度に回数を減らしても効果が感じられます。
大体エステサロンで効果が現れるのが1年、通わなくていいくらいになるまで2年以上と言われていますので、ケノンは約半分の期間で効果を感じられるようになります。
ケノンで背中脱毛するのに向いていない人は、以下のような場合があります。
ケノンは傷や炎症がある部位には使用できません。肌が正常に回復するまで脱毛を控える必要があります。
ケノンは色素が濃い部分には使用できません。タトゥーや刺青の部分に照射すると火傷のリスクが高まります。
ケノンはほくろやシミなど色素が濃い部分には使用できません。ほくろやシミの部分に照射すると火傷のリスクが高まります。
ケノンはIPL方式という脱毛方式で、産毛にも効果が高いという特徴があります。しかし、毛が濃くて剛毛な場合は、照射前に剃る必要があります。背中を自分で剃るのは難しいので、誰かに手伝ってもらうか、サロンで脱毛する方が良いかもしれません。
ケノンで背中を脱毛する場合は、鏡を2枚用意して背中が見えるように工夫する必要があります。しかし、鏡を使っても背中を自分で見ることができない人は、照射漏れや重ね打ちをしてしまう可能性があります。誰かに手伝ってもらうか、サロンで脱毛する方が良いかもしれません。
以上がケノンで背中脱毛するのにおすすめできない人の例です。ケノンは背中脱毛に向いている脱毛器ですが、自分の肌や毛質に合わせて使用することが大切です。
ケノンは、自宅で簡単に全身脱毛できる家庭用脱毛器です。ケノンの効果は、使用頻度や照射レベルによって異なりますが、一般的には2週間に1回のペースで照射すると、2ヶ月〜2ヶ月半程度でムダ毛が薄くなってきます。もちろん、個人差や部位によっても変わりますが、ケノンを2年間愛用している私は、極細産毛以外はほぼ生えなくなりました。ケノンは、太く濃い毛や産毛にも効果があると実感できる脱毛器です。面積の広い背中脱毛にもかなりおすすめの家庭用脱毛器です。
ケノン脱毛器で一人で背中を剃らずに脱毛できるかどうかは、背中の毛の濃さや長さによって異なります。一般的には、背中の毛が産毛程度であれば、剃らずに照射することが可能ですが、毛が太くて長い場合は、剃る必要があります。
ケノン脱毛器で一人で背中を剃らずに脱毛する場合は、以下のような方法があります。
これらの方法を試してみると、背中の脱毛が簡単にできるかもしれません。ただし、背中は見えにくくて手が届きにくい部位なので、照射漏れや重ね打ちをしないように注意する必要があります。また、ケノンの使用前後は肌を冷やしたり保湿したりすることで、肌への負担を減らすことができます。